イップスって何?
こんばんは
何かと八月にも関わらず涼しめな気温が続いており、
暑がりな私にはとても動きやすくてありがたいです。
今日も区役所に行ってきましたが、
かなり坂道をいきますので、
30分以上かけてガンガン漕いで行くと到着する頃には汗だくですね。
さて、今日は先日阪神の藤浪選手がデッドボール連発して降板、
あらゆる評論家から『イップス』であると指摘を受け、
金本監督も『彼の選手生命に関わる問題』として重く受け止めているという
ニュースがありました。
ということを話して起きます。
復帰戦は7四死球で緊急降板 阪神・藤浪は投手生命の危機(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース https://t.co/Trj9WfGNpq @YahooNewsTopics
— Junki Tatsumi (@j_tatsu017) 2017年8月17日
イップスとは、いわゆる精神病です。
一定のトラウマにより、思うように体がいうことを効かなくなる症状が出ます。
野球でいうと、所定の距離において、ボールをちゃんと投げられなくなる、
コントロールが効かなくなるという状態が主な現象です。
例えば、藤浪選手で言えば、マウンドからホームベースまでの距離で、
相手バッターの体に近いコース、いわゆるインコースにボールを投げられず、
ひどい時は全く違うところにボールが行ってしまうというような形です。
これは投手だけでなく、野手もしかりです。
割と遠い距離ならちゃんと投げられるが、塁間(ベースとベースの間)
は全く投げられないなど、
症状は多岐に渡ります。
いずれも、原因は必ずあります。
暴投した時に相手を怪我させてしまった(藤浪選手のパターン)、
暴投をして味方に迷惑をかけてしまった、ものすごく怒られたetc
【イップスの深層】サイドスロー転向の一二三慎太が見せた甲子園の奇跡|プロ野球|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva https://t.co/qK9m2WsIb6
— Junki Tatsumi (@j_tatsu017) 2017年8月15日
単なるノーコン(コントロールがあまり効かない)とはわけが違うのです。
ですが、そのノーコンとの見極めも非常に難しいところがあります。
強いていうならば、昔はちゃんと投げてたのにある日を境に急にダメになったとか。
こうなってしまうと、野球選手としては文字通り選手生命の危機なのです。
サラリーマンで言えば、メンタルやられて出社できないとか、
そんなレベルです。
そしてどうすればいいのか、これも適切な解決策も見いだすことが難しいともされています。
まずは専門家の診断を受けて、リハビリをして行く、ということになるかと思いますが、
復活までには相当時間もかかりますし、最悪の場合二度と復帰できないパターンもあります、実際にそういう選手を何人も見てきました。
日本における精神病の認知度もそうですが、根性論が成り立つスポーツ界では、
そんなのwwwとか言ってしまいがちですが、まずはしっかり病気であることを周囲が認めてあげることが非常に重要です、いうまでもありません。
こうした選手を産まないという環境作りも、欠かせませんね。
たつじゅん